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検査報告に掲記した不当事項に係る是正措置の状況について 商工中金 | 商工中金について | 情報提供

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(1)

第 3 節 不当事項に係る是正措置等の検査の結果

第 1 検査報告に掲記した不当事項に係る是正措置の状況について

検 査 対 象 56 省庁等

是正措置の概要 本院が不当事項として検査報告に掲記したものについて、国損を回復

するなどのために省庁等が債権等を管理して債務者等から返還させる

などの是正措置を講ずるもの

是正措置が未済

となっている省

庁等、件数及び

金額

40 省庁等、444 件 10,615,366,474 円

(検査報告 昭和 21 年度∼平成 26 年度)

上記のうち金銭

を返還させる是

正措置が未済と

なっている省庁

等、件数及び金

40 省庁等、432 件 10,275,709,420 円

1 不当事項に係る是正措置の概要

本院は、会計検査院法第 29 条第 3 号の規定に基づき、検査の結果、法律、政令若しくは

予算に違反し又は不当と認めた事項を不当事項として検査報告に掲記している。

省庁及び団体(以下「省庁等」という。)は、検査報告に掲記された不当事項に対して、省庁

等が講じた又は講ずる予定の是正措置について説明する書類を作成しており、この書類は

「検査報告に関し国会に対する説明書」として毎年度国会に提出されている。

検査報告に掲記された不当事項に係る是正措置には次の方法がある。

① 補助金、保険給付金等の過大交付、租税、保険料等の徴収不足及び不正行為に係る不当

事項に対して、省庁等が指摘に係る返還額等を債権として管理して、返還させたり徴収し

たりなどすることによる是正措置(以下「金銭を返還させる是正措置」という。)

② 租税及び保険料の徴収過大等に係る不当事項に対して、省庁等が指摘に係る還付額を還

付等することによる是正措置(以下「金銭を還付する是正措置」という。)

③ 構造物の設計及び施工が不適切となっている事態等に係る不当事項に対して、省庁等が

手直し工事、体制整備等を行うことによる是正措置(以下「手直し工事等による是正措置」

という。)

④ 会計経理の手続が法令等に違反しているが省庁等に実質的な損害が生じているとは認め

られないなどの不当事項に対して、同様の事態が生じないよう指導の強化を図るなどの再

発防止策を実施することによる是正措置(以下「再発防止策による是正措置」という。)

2 検査の結果

(検査の観点、着眼点、対象及び方法)

検査報告に掲記した不当事項については、省庁等において速やかに不当な事態の是正が図

られるべきであるが、特に金銭を返還させる是正措置を必要とするものについては、金銭債

章 3

節 3

不 当

事 項

に 係

る 是

正 措

置 等

の 検

査 の

結 果

1

(2)

権としての性格上、管理が長期間にわたるものがあることも想定される。

そこで、本院は、合規性等の観点から、適切な債権管理が行われることなどにより、是正

措置が適正に講じられているかに着眼して検査した。そして、昭和 21 年度から平成 26 年度

までの検査報告に掲記した不当事項について、関係する 56 省庁等における 28 年 7 月末現在

の是正措置の状況を対象として、35 省庁等において会計実地検査を行うとともに、残りの

21 省等については、報告を求めて、その報告内容を確認するなどの方法により検査した。

(検査の結果)

昭和 21 年度から平成 26 年度までの検査報告に掲記した不当事項についてみると、是正措

置が未済となっているものが 40 省庁等における 444 件 10,615,366,474 円

(注 1 )

ある。このうち、

金銭を返還させる是正措置を必要とするものが 40 省庁等における 432 件 10,275,709,420

円、金銭を還付する是正措置を必要とするものが 3 団体

(注 2 )

における 6 件 3,199,133 円、手直し

工事等による是正措置を必要とするものが 3 省

(注 3 )

における 8 件 336,457,921 円ある。これを、

平成 26 年度決算検査報告に掲記した不当事項に係る状況と、平成 25 年度以前の検査報告に

掲記した不当事項に係る状況とに分けて記述すると、次のとおりである。

(注 1 ) 444 件 10,615,366,474 円 1 件について複数の方法による是正措置が必要なものがあ

るため、それぞれの是正措置の件数を合計しても 444 件とは一致しない。また、指

摘金額の一部でも是正措置が講じられた場合は、当該金額を是正措置が完了した金

額として計上しているが、是正措置が全て講じられるまでは是正措置が完了した件

数として計上していない。上記件数及び金額の記載方法は、本文及び表(それぞれ

の注を含む。)において同じ。

(注 2 ) 3 団体 独立行政法人国立病院機構、国立研究開発法人国立がん研究センター、国立

研究開発法人国立成育医療研究センター

(注 3 ) 3 省 農林水産省、国土交通省、環境省

⑴ 平成 26 年度決算検査報告に掲記した不当事項に係る是正措置の状況

検査の結果、平成 26 年度決算検査報告に掲記した不当事項 450 件(指摘金額の合計

16,465,375,026 円) のうち、414 件 15,899,125,413 円

(注 4 )

については 28 年 7 月末までに是正措

置が完了している。

一方、残りの 36 件 566,249,613 円については 28 年 7 月末現在で是正措置が未済となっ

ていて、このうち、金銭を返還させる是正措置を必要とするものが 29 件 239,086,178 円

あり、その状況は表 1 のとおりとなっている。そして、手直し工事等による是正措置を必

要とするものが 2 省

(注 5 )

における 7 件 327,163,435 円ある。

(注 4 ) 414 件 15,899,125,413 円 金 銭 を 返 還 さ せ る 是 正 措 置 が 完 了 し た も の が 342 件

7,389,294,805 円ある。このほか、金銭を還付する是正措置が完了したものが 2 件

144,962,583 円、手直し工事等による是正措置が完了したものが 26 件 1,974,813,333

円、再発防止策による是正措置が講じられたものが 71 件 6,430,354,186 円ある。ま

た、一つの事態について複数の是正措置が講じられているものがあるため、それぞ

れの是正措置の金額を合計しても 15,899,125,413 円とは一致しない。

(注 5 ) 2 省 国土交通省、環境省

章 3

節 3

不 当

事 項

に 係

る 是

正 措

置 等

の 検

査 の

結 果

1

(3)

表 1 平成 26 年度決算検査報告に掲記した不当事項のうち、金銭を返還させる是正措置の状況

(単位:件、円)

省庁等名

金銭を返還させる是 正措置を必要とする もの

是正措置が完了して

いるもの 是 正 措 置 が 未 済 と

なっているもの 返還させる必要があるもの 徴収不足のため徴

収すべき も の(租 税、保険料等) 不正行為 左以外のもの(補助金、保険給付金等)

件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額

総務省 9 1,348,935,596 9 1,348,935,596 ― ― ― ― ― ― ― ―

法務省 1 4,166,500 1 4,166,500 ― ― ― ― ― ― ― ―

財務省 1 231,086,342 0 209,142,470 1 21,943,872 ― ― ― ― 1 21,943,872

文部科学省 22 121,878,862 22 121,878,862 ― ― ― ― ― ― ― ―

厚生労働省 275 5,387,102,079 253 5,189,845,101 22 197,256,978 ― ― 20 191,307,189 2 5,949,789

農林水産省 15 126,925,434 14 125,175,434 1 1,750,000 ― ― 1 1,750,000 ― ―

経済産業省 6 75,048,278 5 71,657,802 1 3,390,476 ― ― 1 3,390,476 ― ―

国土交通省 21 245,104,464 21 245,104,464 ― ― ― ― ― ― ― ―

環境省 1 6,870,000 1 6,870,000 ― ― ― ― ― ― ― ―

防衛省 2 9,668,465 1 8,282,665 1 1,385,800 ― ― 1 1,385,800 ― ―

省庁計 353 7,556,786,020 327 7,331,058,894 26 225,727,126 ― ― 23 197,833,465 3 27,893,661 日本私立学校振興・共済事

業団 5 16,713,000 5 16,713,000

国立研究開発法人農業・食

品産業技術総合研究機構 7 29,332,630 7 29,332,630

国立研究開発法人森林総合

研究所 1 1,015,042 1 1,015,042

国立研究開発法 人 水 産 研

究・教育機構 1 9,062 1 9,062

独立行政法人日本学術振興

1 6,450,265 1 6,450,265

独立行政法人国立病院機構 1 5,488,626 0 4,715,912 1 772,714 ― ― 1 772,714 ― ―

国立大学法人東京医科歯科

大学 1 9,058,338 1 9,058,338 1 9,058,338

国立大学法人長岡技術科学

大学 1 3,528,000 1 3,528,000 1 3,528,000

団体計 18 71,594,963 15 58,235,911 3 13,359,052 ― ― 3 13,359,052 ― ―

合 計 371 7,628,380,983 342 7,389,294,805 29 239,086,178 ― ― 26 211,192,517 3 27,893,661

(注) 平成 28 年 7 月 31 日までの是正措置の状況を記載しており、省庁等名は、同日現在の名称として

いる。

⑵ 平成 25 年度以前の検査報告に掲記した不当事項に係る是正措置等の状況

ア 是正措置の状況

検査の結果、昭和 21 年度から平成 25 年度までの検査報告に掲記した不当事項におい

て、27 年 7 月末現在で是正措置が未済となっていた 449 件 10,920,451,332 円のうち、

41 件 871,334,471 円

(注 6 )

については 28 年 7 月末までに是正措置が完了している。

一方、残りの 408 件 10,049,116,861 円については 28 年 7 月末現在で是正措置が未済

となっ て い て、こ の う ち、金 銭 を 返 還 さ せ る 是 正 措 置 を 必 要 と す る も の が 403 件

10,036,623,242 円あり、その状況は表 2 のとおりとなっている。そして、金銭を還付す

る是正措置を必要とするものが 3 団体

(注 7 )

における 6 件 3,199,133 円、手直し工事等による

是正措置を必要とするものが 1 省

(注 8 )

における 1 件 9,294,486 円ある。

(注 6 ) 41 件 871,334,471 円 金 銭 を 返 還 さ せ る 是 正 措 置 が 完 了 し た も の が 39 件

768,330,306 円 あ り、こ の う ち、不 納 欠 損 等 と し て 整 理 し た も の が 15 件

354,576,166 円ある。このほか、金銭を還付する是正措置が完了したものが 1 件

310,114 円、手直し工事等による是正措置が完了したものが 1 件 100,347,900 円、

再発防止策による是正措置が講じられたものが 3 件 2,346,151 円ある。

(注 7 ) 3 団体 独立行政法人国立病院機構、国立研究開発法人国立がん研究センター、国

立研究開発法人国立成育医療研究センター

(注 8 ) 1 省 農林水産省

章 3

節 3

不 当

事 項

に 係

る 是

正 措

置 等

の 検

査 の

結 果

1

(4)

表 2 平成 25 年度以前の検査報告に掲記した不当事項のうち、金銭を返還させる是正措置の状況

(単位:件、円)

省庁等名

金銭を返還させる是 正措置を必要とする もの

是正措置が完了して

いるもの 是 正 措 置 が 未 済 と

なっているもの 返還させる必要があるもの 徴収不足のため徴

収すべき も の(租 税、保険料等) 不正行為 左以外のもの(補助金、保険給付金等)

件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額

裁判所 1 9,030,000 0 8,680,000 1 350,000 1 350,000 ― ― ― ―

内閣府(警察庁) 1 2,214,000 ― ― 1 2,214,000 1 2,214,000 ― ― ― ―

総務省 1 2,866,080 0 1,144,480 1 1,721,600 ― ― 1 1,721,600 ― ―

法務省 10 360,319,811 ― ― 10 360,319,811 9 359,992,811 ― ― 1 327,000

外務省 3 30,108,954 1 7,264,905 2 22,844,049 1 11,914,499 1 10,929,550 ― ―

財務省 19 378,998,688 3 3,693,404 16 375,305,284 7 320,196,008 ― ― 9 55,109,276

文部科学省 1 33,606,972 ― ― 1 33,606,972 ― ― 1 33,606,972 ― ―

厚生労働省 133 2,506,739,165 10 364,659,871 123 2,142,079,294 12 141,340,725 96 1,656,320,931 15 344,417,638 農林水産省 12 291,251,741 1 1,761,666 11 289,490,075 1 47,313,172 8 235,601,030 2 6,575,873 経済産業省 12 101,337,231 2 3,463,203 10 97,874,028 1 12,099,284 8 84,317,953 1 1,456,791 国土交通省 9 120,619,937 2 24,038,700 7 96,581,237 5 86,971,927 2 9,609,310 ― ―

環境省 3 266,045,000 0 18,556,000 3 247,489,000 ― ― 3 247,489,000 ― ―

防衛省 9 79,949,620 1 2,693,397 8 77,256,223 7 73,540,548 1 3,715,675 ― ―

省庁計 214 4,183,087,199 20 435,955,626 194 3,747,131,573 45 1,055,932,974 121 2,283,312,021 28 407,886,578 株式会社日本政策金融公庫 2 52,077,571 0 2,000 2 52,075,571 1 47,316,571 1 4,759,000 ― ― 独立行政法人国際協力機構

有償資金協力部門 1 8,362,535 1 8,362,535 1 8,362,535

東日本高速道路株式会社 1 4,402,008 ― ― 1 4,402,008 1 4,402,008 ― ― ― ―

中日本高速道路株式会社 3 245,487,955 1 15,206,491 2 230,281,464 ― ― 2 230,281,464 ― ― 国立研究開発法人情報通信

研究機構 1 2,000,000 1 2,000,000

国立研究開発法人農業・食

品産業技術総合研究機構 4 4,120,718 4 4,120,718

独立行政法人国際交流基金 1 3,710,444 ― ― 1 3,710,444 ― ― 1 3,710,444 ― ―

国立研究開発法人新エネル ギー・産業技術総合開発機

1 21,900,000 0 5,475,000 1 16,425,000 1 16,425,000

独立行政法人高齢・障害・

求職者雇用支援機構 1 4,887,000 1 4,887,000 1 4,887,000

独立行政法人鉄道建設・運

輸施設整備支援機構 3 13,459,510 2 7,627,978 1 5,831,532 1 5,831,532

独立行政法人自動車事故対

策機構 1 4,798,754 1 4,798,754 1 4,798,754

独立行政法人国立病院機構 3 28,676,665 0 390,157 3 28,286,508 1 865,726 1 1,996,671 1 25,424,111 独立行政法人中小企業基盤

整備機構 2 79,978,464 1 79,400,403 1 578,061 1 578,061

国立研究開発法人国立がん

研究センター 3 31,423,181 3 31,423,181 3 31,423,181

国立研究開発法人国立成育

医療研究センター 1 824,170 1 824,170 1 824,170

国立研究開発法人国立長寿

医療研究センター 1 10,563,558 1 10,563,558 1 10,563,558

国立大学法人筑波大学 1 12,351,079 0 720,000 1 11,631,079 1 11,631,079 ― ― ― ―

国立大学法人京都大学 1 19,328,650 0 720,000 1 18,608,650 1 18,608,650 ― ― ― ―

国立大学法人大阪大学 1 700,000 0 100,000 1 600,000 1 600,000 ― ― ― ―

国立大学法人奈良教育大学 1 8,487,000 0 109,000 1 8,378,000 1 8,378,000 ― ― ― ―

国立大学法人山口大学 1 120,198,228 0 18,766 1 120,179,462 ― ― 1 120,179,462 ― ―

日本放送協会 2 125,208,140 1 80,661,500 1 44,546,640 1 44,546,640 ― ― ― ―

株式会社商工組合中央金庫 1 4,460,000 1 4,460,000 ― ― ― ― ― ― ― ―

東日本電信電話株式会社 1 35,083,995 0 60,000 1 35,023,995 1 35,023,995 ― ― ― ―

日本郵便株式会社 12 864,193,988 4 45,545,874 8 818,648,114 6 744,544,527 ― ― 2 74,103,587 株式会社ゆうちょ銀行 106 3,398,590,735 3 18,877,956 103 3,379,712,779 103 3,379,712,779 ― ― ― ― 株式会社かんぽ生命保険 101 1,512,226,218 3 66,214,854 98 1,446,011,364 98 1,446,011,364 ― ― ― ― 独立行政法人農業者年金基

3 4,365,783 0 663,983 3 3,701,800 3 3,701,800

団体計 228 6,621,866,349 19 332,374,680 209 6,289,491,669 188 5,754,802,628 14 402,913,992 7 131,775,049 合 計 442 10,804,953,548 39 768,330,306 403 10,036,623,242 233 6,810,735,602 135 2,686,226,013 35 539,661,627

注⑴ 平成 27 年 8 月 1 日から 28 年 7 月 31 日までの是正措置の状況を記載しており、省庁等名は、28

年 7 月 31 日現在の名称としている。

注⑵ 日本郵便株式会社、株式会社ゆうちょ銀行及び株式会社かんぽ生命保険に係る債権は、日本郵政

公社が平成 19 年 10 月 1 日に解散したことに伴い日本郵政公社が管理していた不当事項に係る債権

を承継したものである。同債権については、複数の会社に承継されているものがあるため、各欄の

団体の件数を合計しても、団体計には一致しない。

章 3

節 3

不 当

事 項

に 係

る 是

正 措

置 等

の 検

査 の

結 果

1

(5)

注⑶ 是正措置が未済となっているもののうち、独立行政法人国際協力機構有償資金協力部門、独立行

政法人国際交流基金、独立行政法人中小企業基盤整備機構、東日本電信電話株式会社、日本郵便株

式会社、株式会社ゆうちょ銀行及び株式会社かんぽ生命保険の全件並びに株式会社日本政策金融公

庫の 1 件 47,316,571 円に係る債権については、償却等により資産計上から除外されているが、これ

らの団体は、当該債権の請求権を放棄しておらず、債権自体を引き続き管理している。

イ 金銭を返還させる是正措置が未済となっているものの現状

昭和 21 年度から平成 25 年度までの検査報告に掲記した不当事項のうち、金銭を返還

させる是正措置を必要とするもので 28 年 7 月末現在で是正措置が未済となっているも

のが、 2 ⑵アのとおり、403 件 10,036,623,242 円ある。これらに対する直近 1 年間(27

年 8 月 1 日から 28 年 7 月 31 日まで)の是正措置の進 状況及び債務者等の状況を態様

別に示すと、次のとおりである

(注 9 )

(注 9 ) 債務者等が複数存在するため 1 件に複数の態様がある場合は、それぞれの態様に件数

を計上しており、また、日本郵便株式会社、株式会社ゆうちょ銀行及び株式会社かんぽ

生命保険については各社ごとに件数を計上しているため態様別の件数の計は 403 件と一

致しない。

債務者等が分割納付等を実施中であるもの 省庁 121 件 2,132,123,719 円

団体 126 件 4,079,352,979 円

これらは、分割納付等が行われているものであるが、債務者等の資力により是正措

置の進 の度合いは区々となっている。また、これらに係る直近 1 年間の返還額

(注10)

は、

省庁 180,542,470 円、団体 29,780,642 円となっている。

(注10) 直近 1 年間の返還額 元本に充当された額のみを含めており、延滞金等に充当さ

れた額は含めていない。

債務者等に対する督促、資産調査等が行われているものの是正措置が進 していな

いもの 省庁 94 件 1,569,750,186 円

団体 112 件 2,148,626,256 円

これらは、是正措置の完了に向けて督促、資産調査等が行われているものの、是正

措置が進 していないものである。

このうち、団体における 100 件 1,874,371,510 円に係る債権は、償却等により資産

計上から除外されているが、団体は、当該債権の請求権を放棄しておらず、債権自体

を引き続き管理している。

債務者等が行方不明であるなどのため納付等の是正措置が進 していないもの

省庁 15 件 45,257,668 円

団体 7 件 61,512,434 円

これらは、債務者等が行方不明又は収監中であるなどの理由により、是正措置が進

していないものである。

3 本院の所見

2 ⑵イのとおり、是正措置が未済となっているものの中には、債務者等の資力が十分でな

かったり、債務者等が行方不明であったりなどしているため、その回収が困難となっている

ものも存在するが、省庁等において、引き続き適切な債権管理を行うことなどにより、是正

措置が適正かつ円滑に講じられることが肝要である。

本院は、是正措置が未済となっているものの状況について今後とも引き続き検査していく

こととする。

章 3

節 3

不 当

事 項

に 係

る 是

正 措

置 等

の 検

査 の

結 果

1

表 2 平成 25 年度以前の検査報告に掲記した不当事項のうち、金銭を返還させる是正措置の状況 (単位:件、円) 省庁等名 金銭を返還させる是正措置を必要とする もの 是正措置が完了しているもの 是 正 措 置 が 未 済 となっているもの 返還させる必要があるもの 徴収不足のため徴収すべき も の(租 税、保険料等)不正行為左以外のもの(補助 金、保険給付金等) 件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額 裁判所 1 9,030,000 0 8,680,000 1 350,00

参照

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